資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (201 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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創薬・先端医療
感染症対応製品
(1)現状
(2) 目標
① 現状
・気候変動などの影響で動物由来の感染症が増え、大規模な流行やパンデミックの発生間隔
は短くなっており、感染症リスクは確実に高まっている。
・製薬企業は国内外の製造所と連携して安定供給を担っており、我が国の製造現場は品質管
理や供給の確実性が国際的に見ても高い水準にある。
① 国内外で獲得を目指す市場
・抗菌薬等をはじめとする治療薬や診断薬の
分野において、平素から国際的な薬事承認
を踏まえ、25か国以上への国際展開を行う。
② 取り巻く環境と構造変化
・感染症対応医薬品(ワクチン、治療薬、診断薬)は流行で需要が急変(感染症有事には、
その感染拡大に応じて数兆円規模の需要が生じる)し、平素から安定供給体制の維持が極
めて難しい。
・その上、抗菌薬は、原材料・原薬の調達が特定国に極端に依存する品目があり、国際分業
の深化によりサプライチェーンは複雑化している。国際情勢次第で供給が途絶するリスク
がある。
・免疫グロブリンは、原材料や製造能力不足により平時から国内自給できておらず、有事に
は大幅に不足する。
・感染症対応医薬品は、新型コロナ対応等を踏まえ、生産基盤を立て直し、国産化・サプラ
イチェーン強化、有事に対応できる体制づくりが同時に進む移行期フェーズにある。
・重症感染症等に用いられる免疫グロブリン
について、血液法の基本理念を踏まえ国内
自給率100%を目指すとともに、成長が続
く海外市場を見据え必要に応じて海外供給
(輸出)も可能とする。
② 達成すべき戦略的な目標
・次なる感染症危機において、全国民分(約
1.2億人分)のパンデミックワクチン等を
確保する。
・国内で重要な抗菌薬の海外からの供給途絶
リスクに備え、製薬企業における原薬・原
材料の備蓄を6か月分確保する。
③ 戦略的・経済的な重要性
・戦略的重要性:供給が途絶すれば国民の生命に直結。原材料等を特定国に極度に依存する
抗菌薬もあり、健康医療安全保障上、供給途絶リスクを低減する自律性確保が急務。
・経済的重要性:一部の海外メガファーマが撤退している抗菌薬等の新薬や我が国が強みを
有する診断薬等の感染症対応医薬品を海外展開することで、一定の世界シェアを占めるこ
とが見込まれる。
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