資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (281 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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フードテック
植物工場
(1)現状
(2) 目標
① 現状
• 光熱費の増大等に伴う収益性の悪化により、欧米では大規模事業者が相次ぎ倒産。日本でも6割が赤字。
• 商業栽培品目(事業化フェーズ)は葉菜類に限定され、果菜類は研究開発フェーズ。
• 日本は、大規模植物工場の商業運営を続け、ビジネスとして成り立たせてきた実績があり、世界的に競争
優位のある研究・事業実績と良質データを有し、生産性が飛躍的に向上した世界初のモジュールタイプの
完全閉鎖型植物工場をスタートアップが開発する等、世界で優位に立てるポテンシャルのある技術を保有。
※ 植物工場システム(生産物込)の世界市場規模(予測):1.5兆円(2025年)、4.9兆円(2030年)、55兆円(2040年)
Precedence Researchの「Vertical Farming Market Size, Share, and Trends 2026 to 2035」をもと
に計算
② 取り巻く環境と構造変化
• 世界人口の増加や経済発展により食料需要は増加するが、供給面では、気候変動、労働力、土地等の制約
等で食料生産の不安定化が社会課題。
• 高度な環境制御や技術の活用により気候変動の影響を低減し、省資源・低環境負荷で計画的な生産や限ら
れた空間での高効率な安定生産が可能な植物工場に対する期待が高まる一方、人工光型植物工場は施設整
備費等の初期コストや光熱費等のランニングコストの高さ、栽培品目の限定といった課題がボトルネック。
• 高品質かつ高効率の生産技術を集約した植物工場システムと専門人材への投資拡大により、世界の植物工
場市場をリードできる可能性。
③ 経済的・戦略的な重要性
• 経済的重要性:定時・定量・定価格・定品質(4定)での農産物の提供が可能。機能性成分や医薬品原料
成分を含む農産物の生産による健康・医療など幅広い産業への貢献の期待。生産技術等の知財を適切に保
護できる国・地域へのシステム輸出によるロイヤルティ収入の向上。
• 戦略的重要性:輸入依存が高く高付加価値の農産物の安定供給のほか、植物工場において開発された高温
に強い品種等や得られたデータ(作物ごとの最適な栽培条件)の農業現場への展開により、国内外の食料
安全保障に貢献。水・生産資材(肥料・農薬等)の使用量低減による、持続可能性に配慮した食料生産
(ESG)にも貢献。AI等の最適活用、データの蓄積・管理、栽培技術等の知財の適切な保護を通じ、将来に
わたり我が国技術の不可欠性を確保。
① 国内外で獲得を目指す市場
・2030年にかけて、市場ニー
ズに応じた商業栽培品目を
拡充するとともに、海外市
場展開を拡大。日本品質の
農産物及び植物工場プラン
トと運営ノウハウを併せた
植物工場システムをパッ
ケージ展開し、2040年にか
けて国内外市場のシェア3
割を目指す。
② 達成すべき戦略的な目標
・国内外の食料安全保障の確保
への貢献
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