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資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (126 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》
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1.現状認識と目指す姿【目標】

海洋
海洋無人機(海洋ドローン)

(1)現状

(2) 目標

① 現状
・海洋無人機(海洋ドローン)は、欧米を中心に、石油・ガス開発、安全保障等の分野で、
豊富な資金力を背景に産業化が先行。世界のAUV、USV等の海洋無人機の市場は40-50億
ドル※1。
・日本は、造船技術等を背景に、科学調査・技術開発等の分野を中心に技術基盤を発展させ、
特に深海探査等の分野で強みを生かし世界をリードする取組を展開。

① 国内外で獲得を目指す市場
・海洋無人機の市場は、2030年頃には100億
ドルを超える※1と見込まれる。
・安全保障や石油・ガス開発のみならず、洋
上風力や海面養殖、洋上設備の保守管理、
環境保全など、利用範囲は海洋に関わる広
範な分野に広がっており、新たな産業とし
て大きな成長が期待されるところ、世界市
場で3割※2のシェア獲得を目指す。



AUV: Autonomous Underwater Vehicle(自律型無人探査機)、USV: Unmanned Surface Vehicle(無人水上機)

② 取り巻く環境と構造変化
・人口減少等の社会構造変化に対応するため、海洋分野における省人化や生産性向上等が不
可欠な中、AI・センシング・情報処理技術の劇的な進化に伴い、海洋無人機の無人化・高
性能化技術が大きく発展。また、衛星との連携や水中無線通信技術の進展により機体単体
ではなく、複数の機体・機種を「群」として一体的に制御する新たな運用技術等が出現し、
活用可能性が飛躍的に拡大。加えて、共通基盤であるG空間(地理空間)情報の活用や衛
星測位等宇宙との連携に関する議論も進展。安全保障や石油・ガス開発等の既存産業のみ
ならず、洋上風力など新たな産業の出現も含め、適用の機運が高まっている。
・近年、安全保障分野での無人アセットの重要性は格段に増大し、その強化が喫緊の課題。
安全保障上の必要性とそれを実現する需要の拡大のためには、防衛利用と産業化が不可分
なデュアルユース技術としての重要性が格段に上昇。
・加えて、新たな技術の進展に伴い、スタートアップの新規参入等の機運が高まっており、
こうした動向と連動した発展の好機。
③ 経済的・戦略的な重要性
・海洋国家として、安全保障の観点から海を守り、また、成長の基盤として海を活かしてい
くことが重要であり、海洋無人機はその不可欠な要素。
・世界の海洋無人機の市場は年平均8-15%の成長※1が見込まれている一方、産業化は途上で
覇権国は存在しないことから、高付加価値サービスにより国際競争力の獲得が可能。
・無人化・省人化のニーズが急速に高まる中、海洋における作業の多くを代替する可能性の
ある海洋無人機は、海洋産業全般におけるブレークスルーとなり得る。
・G空間情報の収集に向けた戦略においても海洋無人機の重要性が高まっている。
※1:出典:一般社団法人海洋産業研究・振興協会

※2 10年後、40-50億ドル程度(一定の仮定の下で
の試算値)

② 達成すべき戦略的な目標
・海洋国家として、安全保障上の重要性、ま
た、成長基盤としての不可欠性に鑑み、海
洋無人機での国際優位性を確保。
・海洋無人機の製造・販売に加え、それらに
より取得されるデータ・情報等を加味し、
高付加価値モデルとして海外に展開。

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