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資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (322 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》
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2.勝ち筋の特定と官民投資の具体像【道筋】
(1)基本戦略
① 勝ち筋
・海外での興行収入や配信収入の拡大のため、日本だけではなく世界に配信して大ヒットを狙う
ことを前提とするモデルへの転換を図る。具体的には競争力のあるIPを原作として、VFX等の
活用やこれに対応した高度な撮影スタジオを活用し、融資やPPL(プロダクトプレイスメン
ト)も活用しながら大規模な資金を確保してブロックバスター作品に投資・製作する。
・その際には、産業全体としての制作・製作能力の強化が必要なため、海外スタジオの大作をロ
ケ誘致してノウハウを吸収するとともに、出資・制作印税の比率向上を通じた成果報酬率を高
める構造改革を一体的に進めることで、企業の再投資原資を確保する。
(同時に以下の事柄にも取り組む)
・新市場開拓や新規IP創出に向けてスタートアップ支援やIP企画立案を促進しながら、高度な制
作・企画人材の育成も進めるなど、すそ野の広い創作基盤の構築につなげる。これにより、大
規模作品の製作/制作へのステップアップを試みる挑戦や、中小規模の作品を含む多様な規
模・形態のコンテンツの確保を推進する。
・MD収入の拡大、海賊版対策の強化、ローカライズの推進、融資を活用した資金調達手法の整
備に加え、クリエイターが活躍しやすい就業・取引環境を整備することで、安定した収益基盤
と持続的な制作体制を確立する。
・ファンダム拡大のため、海外見本市や国際芸術祭などへの出展・開催、プロモーションを推進
し、日本企業が参画する配信プラットフォームの海外展開を支援することにより国際展開を加
速させる。
・J-Beauty産業の海外展開との好循環を図りながら、コンテンツ産業の海外売上拡大のため、
PPLを通じたコンテンツの資金調達の多様化、プロモーション連動等を行う。
② 我が国として構築すべき機能
・世界的な大ヒット作品を継続的に生み出す製作機能
・世界中のファンに作品やグッズを広く届ける流通機能
・海賊版の流通を抑制する海賊版対策機能
※前提として、クリエイターは政府から作品の中身に口を出されることなく創意工夫により自由
に創作を行う。また適切に対価が還元され次なる創作活動に邁進できるような好循環を実現す
る。

(2)官民投資の具体像
① 投資内容
・製作機能への投資
・流通機能への投資
・海賊版対策機能への投資
・人材獲得・育成への投資
② 投資額
2033年度までで1.3兆円と想定
③ 定量的インパクト:投資による経済波及効果
2033年度までで8.9兆円と想定

*VFX(Visual Effects):
実写映像にCG等を合成・加工し、表現を拡張する視覚効果技術
*PPL(プロダクトプレイスメント) :
作品内に化粧品といった商品を自然に登場させ、対価を得て宣伝する手法
*MD(マーチャンダイジング):
コンテンツIPの価値を、商品化・ライセンス・関連購買等を通じて拡張し、
本体収入に加えて二次的・周辺的な収益を生み出す取組
* J-Beauty産業:
化粧品、美容家電、美容機器、美容商材、ヘア、ネイル、エステ等の商材・
サービスを提供する産業。J-Beauty産業の具体的な取組については、産業
を構成する主体による民間主導のコンソーシアムにおいて、官学の協力も得
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ながら議論を行う。