資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (151 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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造船
LNG運搬船
(1)現状
(2) 目標
① 現状
・我が国では、2019年以降LNG運搬船の建造が途絶えている状況である。一方、韓国・中国造船所
は継続的にLNG運搬船の建造実績を積み重ねている。
・2025年末時点で、日本の船社、需要家(商社、ガス会社、電力会社)のLNG船隊は約200隻。
・日本の造船業は省エネ技術や信頼性など品質面で優位性を有している一方で、LNG運搬船の建造
については以下の課題がある。
(1)近年主流となっている貨物タンク(メンブレン型)のLNG運搬船については、設計・建造
ノウハウを有しておらず、建造に必要な設備も整備されていない
(2)サプライチェーンが一度途絶したため、設備等の初期投資コストを船価に転嫁せざるを得
ないため、船価が高くなる
(3)設計・建造双方で、専門的な作業を必要とするため、そのための人材育成が1,000人規模で
必要
① 国内外で獲得を目指す市場
・今後拡大が見込まれる国内外のLNG
の海上輸送市場を獲得。
・2035年以降に年3-5隻建造の安定的
供給体制構築。
② 取り巻く環境と構造変化
・近年の国際情勢の不安定化や電力需要増加を背景に、第7次エネルギー基本計画においてLNGは
「カーボンニュートラル実現後も重要なエネルギー源」と位置付けられた。
・加えて、米国・カタール等からのLNG輸送需要の増大により、国内外のLNG運搬船の建造需要は
今後更に拡大見込み。
② 達成すべき戦略的な目標
・国内外で今後もLNG海上輸送の需要
が拡大していく中、自律性の確保と
いう経済安全保障の観点から、我が
国としてLNG運搬船の建造技術を獲
得・保持。
・LNG運搬船の建造技術を基に、液化
水素等といった次世代エネルギー輸
送の競争力を強化。
③ 経済的・戦略的な重要性
・国内外で今後もLNG海上輸送の需要が拡大していく中、我が国としてLNG運搬船の建造技術を獲
得・保持することは、自律性の確保という経済安全保障の観点から重要。
・LNG運搬船の建造に不可欠な防熱技術・低温技術は、液化水素等の新たな輸送技術にも応用可能
であり、造船業を含む海事産業群振興のための成長投資としての意義がある。
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