資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (106 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
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航空・宇宙
空飛ぶクルマ
(1)現状
(2) 目標
① 現状
・空飛ぶクルマは、世界的に技術開発段階にあり、機体・サービス市場は未成立。
・各国において、スタートアップや既存の航空機製造業を中心に、空飛ぶクルマによって空
の移動やライフスタイルに変革が起き、人々のニーズに応じた多様なサービス市場が創出
され、それに応じて機体市場も飛躍的に拡大することを見越し、積極的に開発競争が展開。
・我が国でも、国内のスタートアップを中心に安価かつコンパクトな機体や、ハイブリッド
機体を開発中。
・試験設備の能力不足により、機体開発において地上試験(風洞試験等)で実施可能な内容
が限定的で、実際に飛行させての試験への依存度が高い状況。また、飛行試験ができる環
境は不足しており、技術開発や認証のボトルネックになり得る。
① 国内外で獲得を目指す市場
・スタートアップが開発を行っている国内機体
について、欧米製機体と差別化が可能な路線
(都市内運航、観光などの短距離路線)を中
心に、国内外市場の獲得を目指す(2040年
頃:約1500億円)。
・国内サプライヤーでは、国内外の部品・
MRO市場(特に付加価値の高い分野)にお
いて、主たる地位とシェアの獲得を目指す。
② 取り巻く環境と構造変化
・開発状況では、欧米メーカーが一歩先を歩んでおり、欧米航空当局への機体認証取得に向
けた動きも進んでいると見られている。
・国内では、空飛ぶクルマの社会実装を目指し、官民協議会のもとで制度整備・環境整備を
進めており、国内での商用運航の開始時期を2027年・2028年と明確化したところ。また、
いくつかの地域では、地域の特長を活かした取組を地元企業や関連事業者と連携し、社会
実装に向けた取組を実施中。
③ 経済的・戦略的な重要性
・経済的重要性:空飛ぶクルマは、革新的な移動手段として人・物の移動や地域経済を活性
化させるとともに、機体・サービス・インフラなど新たな産業や需要を創出、2040年時点
での世界市場規模は約1.5兆ドルと予測。開発で先行する欧米メーカーが世界シェアを先行取
得する可能性があり、国産機体の早期参入には、OEMや裾野産業における要素技術開発や設備
投資が重要。
・戦略的重要性:機体開発において必要な設備やサプライチェーン、人材等は防衛産業と共
通部分も多くシナジー効果が高く安全保障上も重要。
② 達成すべき戦略的な目標
・他産業からの新規参入や既存の航空機部品産
業からの事業拡大など、空飛ぶクルマ向け部
品の開発・提供などにより、航空産業の新た
なサプライチェーンを構築し、自律性の確保
を目指す。
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