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資料3 戦略17分野における「主要な製品・技術等」の官民投資ロードマップ(案) (64 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》
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情報通信
次世代ワイヤレス(非地上系ネットワーク、
5G/Beyond 5G(6G) 等)

方向性

現状認識
勝ち筋

 我が国の産業や社会のDXを進めるためには、あらゆるものが「いつでも・どこでも」ネットワークを通じAIやクラウドにつながることを可能とする通信基盤
である、次世代ワイヤレス(非地上系ネットワーク(衛星光通信等)※1、5G/Beyond5G(6G)※2、フィジカルAI・IoT通信基盤※3)が必要不可欠。
 ワイヤレスインフラについては経済安全保障の観点から自律性の確保が求められるところ、我が国では、強みを発揮する一部の部品・デバイス分野を除き、
規模の経済を背景にした海外事業者にサプライチェーンや衛星インフラを依存。

ボトルネック
 新たな通信サービス市場の需要や立ち上がり時期
の不透明性に起因し、通信事業者によるインフラ
投資判断が遅れ、スピード感で海外に劣後。
 ミリ波※4等の高周波数帯の活用を含めた技術競
争力を確保するための持続的な研究開発投資の
不足、セキュリティ技術の海外依存。
 機器のグローバル市場におけるシェアが低い中、新
サービスの接続性・信頼性を確保するための技
術検証負担の重さ、営業・サポート体制の弱さ。

強み
 部品・デバイス分野の高い世界シェア
 ゲームチェンジャーと目される一部技術
の開発で先行

講じるべき施策
 我が国の自律性確保に向けたインフラ整備と
その需要創出への支援
・衛星光通信の地上局インフラ構築支援
・自動運転車用通信インフラ整備
・地域でのワイヤレスソリューション実証 等

 日本が強みを有し、ゲームチェンジャーと目
される以下の技術領域を中心とした研究開発
支援、国際標準化、技術人材育成

目標



自律性確保を前提とした次世代ワイ
ヤレス通信インフラの構築・展開及
びその需要創出(2035年までに国
内市場規模を10兆円拡大)



一定の世界シェアの確保を背景とし
た通信機器等の強靭なサプライ
チェーンの構築

・衛星光通信技術
・vRAN ※5、AI RAN ※6
・ミリ波等の高周波数帯活用技術 等

 国内に持続可能なサプライチェーンを維持す
るに足る通信機器市場及び関連市場(部品・デ
バイス、セキュリティ等)の世界シェア確保に向
けた市場開拓支援
・海外での技術検証環境整備
・海外の営業・サポート体制の構築支援 等

(※1) 非地上系ネットワーク(Non-Terrestrial Network:NTN):衛星通信等、宇宙・上空を用いる通信ネットワーク。衛星間、衛星‐地上間をレーザー光で通信を行う「衛星光通信」は、大容量・セ
キュアな通信が可能となる次世代の中核技術であり、我が国は世界最高速の実証に成功するなど、技術面での強みを有する。
(※2) 5Gは、現在広く使用されているモバイル通信システムであり、高速大容量、多数同時接続、超低遅延性が特徴。Beyond 5G(6G)は、5Gの次の世代として、研究開発・標準化が進められている。
(※3) フィジカルAI:現実世界の情報を統合し、理解して行動を生成することで、物理的タスクを遂行するAI。あらゆるモノがネットワークに接続され価値を生むIoT(Internet of Things)も含めて、
ネットワークへの接続性確保のためワイヤレスの活用が不可欠。自動運転、ロボット、ドローンなどのフィジカルAIの社会実装には通信基盤の整備が重要。
(※4) ミリ波は、波長が数mmで30GHzを超える高い周波数の電波。伝送距離が短い一方、大容量化が可能。低い周波数のひっ迫に伴い、ミリ波等の高い周波数帯の更なる利用が見込まれる。
(※5) vRAN(Virtual Radio Access Network):汎用サーバ上でソフトウェアにより基地局機能を実現する技術。機能追加、高度化がソフトウェアの変更により容易に可能となる。
(※6) AI RAN(AI Radio Access Network):vRANが主流になると計算基盤(サーバ)が基地局におかれることにより、その計算基盤をAIにも活用するAI RANの展開が期待されている。ユーザに近い
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側でのAI活用が可能となり、低遅延な処理の実現等が可能。vRAN、AI RANは、モバイル通信において、従来技術からのゲームチェンジが期待される技術であり、我が国は技術開発で先行。