【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (74 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
公募研究課題
(1)研究課題名
自治体におけるがん登録を利用したがん検診の精度管理方法の検討のための研究(26EA
1001)
(2)目標
「第4期がん対策推進基本計画」において、国は、レセプトやがん登録情報を活用したがん
検診の精度管理について、技術的支援等を行うこととしている。また、精密検査受診率につい
て、都道府県やがん種による差が大きくなっていることから、国は、市町村における適切な精
度管理の実施のため、精密検査受診率の低い市町村の実態把握を行う仕組みについて検討する
とともに、都道府県による指導・助言等の取組を推進も行う。市町村は、都道府県による指導
・助言等を踏まえ、引き続き、指針に基づいたがん検診の実施及び精度管理の向上に取り組む
こととしている。
上記を踏まえ、本研究は、先行研究で検討されたがん登録を利用したがん検診の精度管理手
法を全国に展開していくための課題の抽出、解決策の検討及び運用方法の確立と標準化といっ
た、自治体が実装していくための支援方策を検討することを目標とする。
(3)求められる成果
〇がん登録を利用したがん検診の精度管理の取組について、先行研究において実施された取組
も含め、現状を把握し、より多くの自治体が実施する上での課題(個人情報の取扱い、デー
タ照合、データ解析等)を抽出した上で解決策を検討する。
〇がん登録を利用した指針に基づく5がんのがん検診の精度管理について、自治体の実装を支
援するととも に、上記 の検討も踏ま え、全国 の自治体に展 開できる よう運用方法 を確立 す
る。また都道府県が自立してがん登録を活用した精度管理を実装するためのマニュアル及び
分析ツールを作成する。さらに、当該マニュアルを周知するための研修会を開催する。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件(【
】内は条件を満たしていることを示す書類等)
〇がん登録、がん 検診 についての専門家 を研 究分担者とする研 究班 体制が構築されて いる こ
と。
〇がん検診の実施者(専門家、行政、関係団体等)の意見が反映される体制が整備されている
こと【関係学会、自治体、関係団体等から協力が得られることを示す書類等】。
71