【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (118 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
持続可能な心臓血管外科領域の医療提供体制の確保に関する研究(26FA1201)
(2)目標
第2期循環器病対策推進基本計画では、「救急医療の確保をはじめとした循環器病に係る医
療提供体制の構築」の中で、循環器病に対する医療の質の向上、それぞれの疾患の特性に応じ
た医療の均てん化及び集約化並びに効率的かつ持続可能な循環器病の医療の実現を目指すこと
が示されている。また、循環器病の急性期診療を提供する体制の実態を把握し、その有効性及
び安全性を検証す ると ともに、医療者の 労務 環境の改善や業務 の効 率化等へつなげら れる よ
う、遠隔医療や情報の連携などのデジタル技術の積極的な活用の推進が方針として示されてい
る。さらに、緊急手術が常時可能な施設は限られており、地域の複数の医療機関が連携し、循
環器病の診療体制を構築することが求められている。
これらの状況を踏まえ、本研究では、持続可能な心臓血管外科医療提供体制の構築に資する
情報の整理を行う。
(3)求められる成果
○心臓血管外科領 域に おける勤務実態及 び医 療資源の地域分布 に関 するデータの収集 ・分 析
と、地域間の偏在の可視化を行う。
○働き方改革の進 展に よる勤務形態等の 変化 が手術提供体制や 手術 実績に与えた影響 につ い
て、地域間の分析も含めた定量的評価を行う。
○心臓血管外科領域における ICT 活用による地域連携・業務効率化の実態を把握し、効果(患
者アウトカム、医療資源の有効活用や医師負担の軽減等への効果)を分析し、好事例を収集
する。
○現状の医療提供体制及び上記の分析を踏まえた、心臓血管外科手術を担う医療機関に求めら
れる水準について検討し、地域特性ごとの均てん化・集約化の考え方を整理する。
(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
○心臓血管外科領域の医療提供体制に関連する多職種・他専門分野による研究体制が構築され
ていること。
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