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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (255 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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〇タスク・シフト/シェア及び ICT 化が進んでいる海外事例の検証、国内の実態との比較によ
り、新たな医療提供体制を導入するための課題、方策が整理される。
〇オンライン診療の安全性と実効性の向上のための実施体制を検討し、医療資源が不足して
いる地域で、オンライン診療を活用した医療提供体制の維持が可能となる。
②医療を担う人材の確保と養成の推進
〇歯科衛生士が歯科医師の手順書に基づく歯科診療の補助行為を行うことが効果的と考
えられる具体的な業務が明らかになり、在宅歯科医療や医科歯科連携等が推進される。
〇看護師における特定行為研修の内容を見直し、修了者を増加させる。これによりチーム医
療の促進、タスク・シフト/シェアの推進等に寄与できる。
③医療の質及び医療安全の更なる向上
〇患者の医療情報を電子的に連携するシステムを導入している医療機関において、そのシス
テムの活用状況、業務プロセス、医療従事者の行動などが明らかとなる。
〇臨床評価指標(質指標)の分析等を行い、医療の質を可視化できる。また、更なる質評価
の推進の観点から、国内の諸団体や国際的な質指標等について調査し、新たな質指標の候
補が提示される。

(5)期待されるアウトカム
①持続可能で良質かつ適切な医療を効率的に提供できる、医療提供体制の構築
〇令和 10 年度(予定)の「第9次医療計画に関する検討会」等において使用される在宅医療
等に係る指針等の検討の基礎資料となり、在宅医療提供体制の構築の推進につながる。
〇第8次(後期)とそれ以降の医師確保計画の指針の策定に当たり、厚生労働省の検討会等
での基礎資料とすることで、医師確保に係る行政政策検討に活用できる。
〇災害拠点精神科病院の運用や、DPAT の優良連携事例が示されることで、災害時の医療提供
体制の整備・構築を推進することができる。
〇海外事例を踏まえて整理した課題等の情報を、医師の働き方改革においてタスク・シフト/
シェア及び ICT 化を推進する基礎資料として活用する。
〇適正なオンライン診療の実施を進めるための基礎資料として活用する。
②医療を担う人材の確保と養成の推進
〇歯科衛生士の活用のための新たな制度の実現可能性の検討、ひいては、国民に必要な歯科
医療を提供する体制の整備につながることが期待できる。
〇提言された教育方法の普及によって社会の変化に対応可能な看護実践能力の育成が可能と
なり、質の高い看護職員の確保につなげることができる。
③医療の質及び医療安全の更なる向上
〇患者の医療情報の電子的な連携システムの活用促進のための基礎資料として活用され、医
療現場の業務効率化や医療の質向上等につなげていくことが可能となる。
〇候補となった質指標を活用して、その算出・分析等を行うことで、医療の質の一層の改善
が期待できる。

(6)国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究との関係性について
該当なし

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