【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (232 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
急性呼吸器感染症(ARI)の診断、治療、予防等に関する現状把握及び今後の方向性の検討
のための研究(26HA0501)
(2)目標
令和6年4月、急性呼吸器感染症を感染症法上の5類に追加し、国内の発生動向の把握を開
始した。これに伴い、これまで急性呼吸器感染症のうちインフルエンザのみに策定されていた
特定感染症予防指針について、インフルエンザ、COVID-19 及びその他の呼吸器感染症を含めた
急 性 呼 吸 器 感 染 症 に 関 す る 特 定 感 染 症 予 防 指 針 ( 令 和 7 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 296 号 。 以 下
「ARI 指針」という。)を包括的に策定した。一方で、ARI 指針において研究等を強化する対
象とされている急性呼吸器感染症については、診断、治療、予防等に関する現状把握・今後の
方向性の検討等に係る課題整理等が実施されておらず、実態に即した戦略的な政策立案が困難
な状況にある。
本研究では、国内外の ARI の診断、治療、予防等に関する現状把握及び今後の方向性につい
て、国内外の状況を踏まえ整理し、今後必要な施策を提言する。
(参考)
ARI 指針「第四 研究開発の推進」から抜粋
ARI 指針には、「急性呼吸器感染症のうち、重点感染症(公衆衛生危機管理において、救命、流行の抑制、
社会活動の維持等、危機へ の医療的な対抗手段となる 重要性の高い医薬品や医療 機器等の利用可能性を確保
することが必要な感染症をいう。)や予防接種に関する基本的な計画(平成 26 年厚生労働省告示第 121 号)
において開発優先度の高い ワクチンとして選定された 対象の感染症等について、 有効かつ安全なワクチン、
治療薬及び検査試薬等の開 発に向けた研究、より迅速 かつ確実な診断方法及び検 査方法の開発に向けた研究
等を強化する。」などについて明記されているところ。
(3)求められる成果
○国内外の ARI の診断、治療、予防等に関する現状把握及び課題整理(国や地域ほのか、診断
薬、治療薬、予防方法等に関するマッピング等)
○現状把握及び課題整理を踏まえた、今後の方向性・政策判断に貢献する基礎資料(報告書の
ほか、情報を整理したデータベースなどを含む。))の作成
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 5,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
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