【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (210 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
強度行動障害のある人の豊かな地域生活を実現する「地域共生モデル」の実装へ向けた研
究(26GC1001)
(2)目標
強度行動障害支援の「地域共生モデル」は、行動障害の改善に焦点を当てるのではなく、
社会参加を通して障害者自身の自尊感情・自己肯定感を高め、結果として行動障害の改善に
つなげる、あるいは行動障害があっても本人なりに周囲と調和し、生活の質を維持しながら
幸福感のある暮らしを実現することを目指すモデルである。
本研究では、「地域共生モデル」の実装に向けて、研修プログラムの開発や施策への具体
的な反映方法を検討することを目的とする。
(3)求められる成果
○福祉事業所向けの地域共生モデルの研修プログラム(「シナジー・プログラム」、「トラ
ウマインフォームドケア」、「日中活動や建物や街の環境」等を含む)を作成する。
○テキスト(冊子)、動画等の研修ツール・教材を作成する。
○講演・研修・書籍・動画等で福祉経営者・スタッフへの情報発信を行い、「地域共生モデ
ル」の理念の普及を図る。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 9,600 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇強度行動障害を有する者への支援に関連する様々な専門家(知的・発達障害の専門医、学
識経験者、関係団体等)を研究分担者とする研究班体制が構築されていること
○本研究は、厚生労働科学研究「強度行動障害のある人の豊かな地域生活を実現する「地域
共生モデル」の理論の構築と重層的な支援手法の開発のための研究(令和5~7年度)」
との関連性が深いことから、これらの研究課題の方向性及び研究成果に関して連携できる
ものを優先して採択する。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努
めること。
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