【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (131 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
若年期から老年期に至るまでの切れ目のない女性の健康支援のための問診・面接項目の検証
及び開発に資する研究(26FB0101)
(2)目標
生涯にわたる女性の健康支援のためには、ライフステージごとに女性の健康課題を予防的か
つ包括的に支援できるような社会環境の整備が必要である。女性が直面する健康課題(更年期
障害や月経前症候群等)は様々な症状を呈する場合がある。また、本人が不調を介入の必要な
症状と自覚しない場合もあり、定量的に評価することが難しい場合もある。こうした状況にお
いて、より多面的に女性の健康課題を捉えられるような問診・面接項目を検証及び開発するこ
とが必要である。そのため本研究では、自覚・無自覚に関わらない症状や生活習慣・社会背景
に関する網羅的な知見を収集することを目標とする。
(3)求められる成果
○女性の健康課題について、国内外の自覚・無自覚に関わらない症状や生活習慣・社会背景に
関するエビデンスの整理
○それらをもとに、健康相談の場面や医療現場での活用も想定した、有効な問診・面接手法の
検証及び開発
○上述に関するエビデンスレベル(評価指標等の信頼性・妥当性、介入の効果等)を示す資料
(研究班が作成した原著論文、研究班で収集した論文集等)の作成
(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
○婦人科疾患や女性特有の健康課題の臨床的知識を有する様々な専門家(小児科医、産婦人科
医、内科医、公衆衛生専門医、産業医等)及び健康相談を受けると想定される専門家(看護
師、薬剤師等)を研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
○生涯にわたる女 性の 健康を支援する観 点か ら、ライフステー ジご との健康に関わる 実施 者
(学校保健関係者、産業保健関係者、地域の保健師等)を研究班に参画させるよう努めるこ
と。
○本研究により期待される成果によってもたらされる学術的・社会的・経済的メリットについ
て具体的に記載すること。
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