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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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EA-9

公募研究課題

(1)研究課題名
HPV ワクチン接種状況等による子宮頸がん罹患リスクの評価と子宮頸がん検診の受診勧奨法
の有効性評価に資する研究(26EA0901)

(2)目標
20~25 歳での子宮頸がん検診の受診率は1割以下と低い状況である(令和4年国民生活基礎
調査) ※ 。若年層に子宮頸がんやがん検診の普及啓発を行い、がん検診の必要性等について十
分に理解させることが求められる。その子宮頸がん検診の受診勧奨については、ヒトパピロー
マウイルス(HPV)ワクチンの接種状況等に応じた子宮頸がんの罹患リスクを評価し、それを
踏まえて取り組んでいく必要がある。
本研究では、生まれ年度による HPV ワクチンの接種環境の違いに着目して、子宮頸がん罹患
リスクや子宮頸がん検診の受診勧奨法の有効性を評価する。また、将来を見据え、定期接種に
おいて HPV ワクチンの接種率が高い集団における子宮頸がん検診のあり方(がん検診の実施体
制、対象者、実施回数、受診指導等)の検討に資する知見を収集し、整理する。
※現在、がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針では、子宮頸がんの対象年齢は 20 歳以上、
特に受診を推奨する年齢は 20~69 歳と定められている。

(3)求められる成果
〇子宮頸がんの罹患リスクを踏まえた子宮頸がん予防に関する科学的根拠の構築
〇子宮頸がん予防に関する個人の行動や社会環境の改善方法の開発(効果的な子宮頸がん検診
の受診勧奨法の検討等)
〇HPV ワクチン接種率が高い集団における子宮頸がん検診のあり方(がん検診の実施体制、対
象者、実施回数、受診指導等)の検討に資する諸外国の動向や科学的知見の整理

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 18,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

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