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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (195 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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GC-1

公募研究課題

(1)研究課題名
障害に至らない難聴者に関する生活の質の向上に関する調査(26GC0101)

(2)目標
成人の難聴患者についての近年の研究により、難聴は認知症の危険因子であることが報告さ
れている。また、世界保健機関からは、若者のヘッドホン・イヤホン難聴の危険性が指摘され
るなど、難聴に対する注目が上がっている。他方で、障害に至らない難聴者(軽度・中等度難
聴者)についてのアンケート等の調査はほとんど行われておらず、その実態は明らかにされて
いない。
本研究は、軽度・中等度難聴者に関する実態の把握、生活の質を向上させるための取組みや
方策を検討することを目標とする。

(3)求められる成果
〇障害に至らない難聴者(軽度・中等度難聴者)について、実態調査(難聴診断後の対応や
補聴器適合等についての具体的な困りごと、補聴器等の介入効果、QOL 等に関する調査)を
行う。
〇調査結果を取りまとめ、障害に至らない難聴者の生活の質を向上させるための取組みや方
策を提案する。
〇生活の質を向上させるための取り組みや方策のエビデンスレベル(信頼性・妥当性、介入の
効果等)を示す資料(研究班が作成した原著論文、研究班で収集した論文集等)を作成す
る。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 8,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)

〇聴力障害・難聴に関連する様々な専門家(耳鼻咽喉科の専門医、言語聴覚士、看護師、臨床
検査技師等)を研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
〇難聴予防の関係者(難聴に関する専門家、行政機関、関係団体等)の意見が反映される体制
が整備されていること【関係学会、自治体、関係団体等から協力が得られることを示す書類
等】。
〇本研究は、AMED 研究で実施される障害者対策総合研究開発事業のうちの聴力障害に関する研
究等との関連性が深いことから、これらの研究課題の方向性及び研究成果に関して連携でき
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