【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (299 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
食用動物等のプリオン病に係る検査法の確立と経口感染等に係るヒトへのリスク解明に資す
る研究(26KA0401)
(2)目標
BSE 対策については、食品安全委員会のリスク評価に基づき、順次その見直しを実施してい
る。プリオン病のうち非定型 BSE(牛海綿状脳症)に関しては、発生機序、ヒトへの伝達性な
どは十分に解明されていない。また食品安全委員会の評価結果においても、非定型 BSE の知見
は限られており、最新の知見を引き続き収集する必要があるとされている。また、羊のスクレ
イピー、シカの慢性消耗病(CWD)など食用動物のプリオン病のヒトへの感染リスクについて
も知見の集積が求められる。
本研究では、 プリオン 病の発生機序 、ヒトへ の伝達性など に関する 知見を収集し 、非定 型
BSE 等に対するリスク管理措置の見直しに資することを目標とする。
(3)求められる成果
〇食用動物のプリオン病のヒトへの病原性に関する知見の収集
〇食用動物のプリオン病のヒトへの伝達性に関する知見の収集
〇食品を介したプリオン病のヒトへの感染リスクの解析結果の提供
〇非定型 BSE の発生機序、体内動態及び病態の解明
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 24,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇食品由来のプリ オン 病に関する専門家 を研 究分担者とする研 究班 体制が構築されて いる こ
と。
〇本研究の実施にあたって必要となる非定型 BSE の検体等を保有又は遅滞なく入手可能な体制
であること
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
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