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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (268 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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IA-8

公募研究課題

(1)研究課題名
救急救命処置の追加要望を踏まえた救急救命士が行う業務の質の向上に資する研究(26I
A0801)

(2)目標
救急搬送件数の増加や搬送時間の延長が今後も見込まれる中、医療機関まで傷病者の命をつ
なぐための救急救命処置に対して様々な要望がなされている。また、近年普及した点鼻薬や吸
入薬など、より簡便で低侵襲な投与方法の薬剤について、救急救命処置への追加が求められて
いる。さらに、医療機関に勤務する救急救命士数も増加しており、医師等から、タスク・シフ
ト/シェアを進めるための処置の追加要望もなされている。
救急救命処置の内容については、令和5年度より「救急医療の現場における医療関係職種の
在り方に関する検討会ワーキンググループ」を開催し議論を進めている。本研究では、同ワー
キンググループでの議論に資する知見の収集や実証等を行う。

(3)求められる成果
○過去の検討会や救急救命処置の検討事業において、追加の検証を含め引き続き検討が必要と
された処置等、救急救命処置の追加・除外・見直しを検討する上で必要な項目(想定される
処置の頻度、実施の判断や手技の難易度、必要な教育、医師からの指示の受け方、費用対効
果等)について、文献調査や現場のヒアリング等を行う。それを基に、議論の根拠となる資
料を作成する。
○過去の検討や、救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググ
ループにおいて必要と判断された実証等について、実施体制を検討する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 5,440 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)

○救急救命士及び救急医療体制に関連する様々な専門家(救急医療の専門医、救急救命 士、
消防職員、救急救命士養成校の職員等)を研究分担者又は研究協力者とする研究班体制が構
築されていること。【連携がとれていることを示す書類等】を添付すること。
○救急救命処置の実施者(専門家、行政、関係団体等)の意見が反映される体制が整備されて
いること。【 関係団体 等との協力体 制が構築 されているこ とを示す 書類等】を添 付する こ
と。
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