【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (278 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
医療機関間で医療情報を電子的に連携するシステムの導入効果の評価のための研究
(26IA1301)
(2)目標
医療機関間での電子的な連携システムの導入による医療情報の共有が、医療提供プロセスや
患者アウトカムの改善に寄与することが期待されている。しかしながら、連携システムの導入
による効果の定量的な評価はほとんどなされていない。
本研究では、既に地域で運用されている地域医療連携ネットワーク(以下「地連 NW」とい
う。)を対象とし、医療情報を電子的に連携するシステムの効果を定量的な指標を用いた評価
を行う。また、今後整備される電子カルテ情報共有サービスの効果の評価方法に関する提案も
行う。
(3)求められる成果
〇地連 NW の導入が医療提供プロセスないし患者アウトカムに与えた効果についての定量的な
評価を行う。なお、評価指標としては重複医療の削減や疾病の適切なフォローアップなど、
医療提供の質を反映した評価指標についてアウトカム指標のみだけでなくプロセス指標等も
含めて評価する。
〇電子カルテ情報共有サービスの効果の評価方法に関する提案を行う。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 5,700 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8~9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇NDB や病院データベースなど、患者の医療等データの分析について知見を有する者を、研究
代表者ないし研究分担者とすること。
〇地連 NW 等医療データの電子的な一次利用について知見を有する者を研究代表者または研究
分担者とすること。あるいはその意見を収集可能な体制が整備されていること。
○地連 NW の実データを用いた分析評価体制を有すること。
※2つ以上の地連 NW において評価を実施できる体制を有していることが望ましい。
○データ利用に関して地連 NW との調整等が完了していること。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
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