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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (163 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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FD-3

公募研究課題

(1)研究課題名
慢性腎臓病診療における非専門医、 腎臓専門医の連携を含む診療提供体制の構築に資する
研究(26FD0301)

(2)目標
令和5年度に、「腎疾患対策検討会報告書(平成 30 年7月)に係る取組の中間評価と今後
の取組について」 がと りまとめられ、腎 疾患 政策の現状と今後 の方 向性が示された。 その 中
で、腎疾患対策の課題の一つとして、「医療機関間の連携不足」が指摘されている。本研究で
は、様々な地域の特徴に応じた、適切な医療提供体制の構築に資する研究、役割分担に関する
検討を行う。また、特に連携体制の構築に困難が生じやすい僻地における適切な腎臓・透析医
療の提供体制に関する実態把握も行う。

(3)求められる成果
〇CKD の進行予防のための適切な医療連携体制の構築に資する取組を調査し、地域の実情に応
じて類型化し、医療機関や自治体等が参考にできる事例集を作成する。特に、非専門医
(CKD 協力医等の 研修 を受けた 医師 を含む ) と専門医 の適 切な役 割 分担や紹 介基 準につ い
て、わかりやすく整理する。
〇地域における医療提供体制の整備に資する、適切な非専門医の研修体制(CKD 協力医等)を
提案する。
〇専門医の確保しにくい僻地での透析医療の実態を調査し、医療機関や自治体が参考にできる
遠隔診療等の僻地医療の好事例集を作成する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 6,700 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)

〇CKD の進行予防のための医療連携体制の構築に関して、これまでも取組を行ってきた経験豊
富な者が中心となり、研究班を構成すること。【これまでの取組について記載した資料(様
式自由)】を添付すること。
〇CKD 進行予防のための取組の事例集については、「慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診
療体制構築及び多職種連携モデル事業」で、過去に行われた事例についてもまとめること。
〇CKD の医療連携体制の整備においては、日本腎臓学会が作成した、かかりつけ医と専門医の
紹介基準(かかりつけ医向け啓発ツール「腎臓の異常を疑ったら(令和6年4月)」(URL:
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