ＦＡ－１１

公募研究課題

（１）研究課題名
脳卒中・心臓病等総合支援センターの実態把握及び患者支援体制の充実に資する研究（２６
ＦＡ１１０１）

（２）目標
第２期循環器病対策推進基本計画では、脳卒中・心臓病等患者を中心とした包括的な支援体
制を構築するため、多職種が連携し、総合的な取組を進めることが示されている。本研究は、
この方針を踏まえ、脳卒中・心臓病等総合支援センター（以下「総合支援センター」とい
う。）における患者支援の実態を把握し、地域における循環器病医療の充実と患者支援体制の
構築に資することを目標とする。

（３）求められる成果
○全国の総合支援センターにおける運営実態（相談支援、情報提供、多職種連携の実施状況や
運営体制）及び支援内容の詳細な整理と評価
〇総合支援センター運営に関わる関係者及び患者のニーズを踏まえた支援体制上の課題抽出
○地域医療機関、行政、関係団体等との連携体制及び情報共有の仕組みの分析
○関係者及び患者の視点を踏まえた患者支援体制における課題の明確化と改善の方向性の分析
○患者支援体制の効率化及び質の向上に資する具体的方策の検討

（４）研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模： １課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ （間接経費を含む）
○研 究 実 施 予 定 期 間： 令和８年度～令和９年度
○新規採択課題予定数： １課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

（５）採択条件
○総合支援センターの実態把握や患者支援体制の検討に関する多職種による研究体制が構築さ
れていること。
※医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士等の専門職を研究分担者として参画
させ、現場の実態に即した分析・検討を行える体制であることが望ましい。
○センター運営に関わる関係者や、患者支援に関与する自治体・学会・団体等の意見を適切に
反映できる体制が整備されていること。
※関係学会、自治体、関係団体等から協力を得て、実務的かつ現場に即した検討が行えるよ
うな体制を整えることが望ましい。
○患者・市民参画の実施者（患者・家族支援等の関係団体等）を研究協力者として参画させる
等の、患者・市民参画に関する具体的な取り組みが示されていること。
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