【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (291 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
公募研究課題
(1)研究課題名
高年齢労働者の運動による身体機能の維持向上策の実効確保のための調査研究(26JA0
601)
(2)目標
高年齢労働者は、他の世代と比べて労働災害の発生率が高く、災害が起きた際の休業期間が
長い状況にある。これは、作業による労働災害リスクに、加齢による身体機能の低下等の高年
齢労働者の特性に起因するリスクが付加されることによるものと考えられる。加齢による身体
機能の低下を抑制し、維持向上を図るためには運動の推進が重要であるが、働く世代は運動習
慣者が少ない傾向がある。
このような現状に対して、本研究は高年齢労働者の運動による身体機能の維持向上策の実効
確保に有効な方策を提示することを目指す。
(3)求められる成果
〇企業において行 われ ている労働災害防 止の ための運動による 身体 機能の維持向上策 につ い
て、企業の取組(安全衛生管理体制、制度・インセンティブ等)と従業員による実施率や労
働災害防止効果等の関係を調査する。
〇労働災害防止効果を高める理想的な取組についての仮説を立て、介入研究等によって検証を
行う。この結果等を踏まえ、労働災害のリスク要因となる身体機能の低下抑制・維持向上策
の実効確保のための手法を提示する。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 12,300 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
○実際の現場での事例の検証のため、労働安全衛生等に関する知見を有する実務者を研究班に
参画させるよう努めること
288