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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (258 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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IA-2

公募研究課題

(1)研究課題名
医療機関におけるタスク・シフト/シェア及び ICT 化の事例収集に関する研究(26IA0
201)

(2)目標
医療法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(令和3年5月 20 日)において、「現行
制度下におけるタスク・シフト/シェアの普及を推進するとともに、更なるタスク・シフト/
シェアについて諸外国の例を研究しつつ必要な検討を行うこと」を指摘された。また令和6
年4月に医師の働き方改革が施行され、タスク・シフト/シェア及び ICT 化が進められてい
る。
本研究では、海外事例を含め、更なるタスク・シフト/シェア及び ICT 化推進の可能性につ
いて分析する。また、その分析結果に基づき、国内の医療機関における導入について安全性を
担保しつつ促進する方策及びその課題について検証する。

(3)求められる成果
○タスク・シフト/シェア及び ICT 化の推進による効果について、業務時間短縮や人件費削減
等による費用 対効果、 正確性や安全 性の向上 の観点から定 量的に評 価する。評価 結果を 基
に、病院を中心とした医療機関がタスク・シフト/シェア及び ICT 化を導入する際に経済的
視点から参考データを提示する。
〇文献レビューやインタビュー調査等を通じてタスク・シフト/シェア及び ICT 化が進んでい
る国内外の事例を検証する。そして検証結果を踏まえ、国内の病院を中心とした医療機関に
おいて安全に導入するための方策及びその課題を整理し、提示する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 3,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇タスク・シフト/シェアや ICT 化に関連する業績又は知見を有する者が研究代表者となると
ともに、医師の働き方改革に精通する者が研究代表者又は分担研究者として参画する研究班
体制が構築されていること。
〇複数の医療機関や関連する職能団体に対し、アンケート調査やインタビュー調査等の複数の
手段で調査を実施することを想定した研究班体制が構築されていること。

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