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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (189 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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GB-2

公募研究課題

(1)研究課題名
認知症バイオマーカー判定法の社会実装に伴う社会的課題に対する調査研究(26GB02
01)

(2)目標
バイオマーカー検査による認知症の判定に関しては、治療以外の支援に関する取組みがいま
だ不十分である。本研究では、将来の認知症バイオマーカー判定法の社会実装に向けた政策提
言を行う。

(3)求められる成果
〇認知症バイオマーカー検査に係る実態調査と社会的課題の検討・分析を行う。
〇被検者の前向き観察を行い、適切な治療及び支援に導くプロセスを検討する。さらに検査後
の状況を継続的に把握する方法も検討する。
〇研究成果をとりまとめ、認知症バイオマーカー判定法の社会実装に関する政策提言を行う。
〇自治体や医療関係者等向けに、認知症バイオマーカー検査を受けられる方への支援の手引き
を作成する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 20,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇認知症の人と家族等の当事者の意見が反映される体制が整備されていること。
〇「認知症に関する脳脊髄液・血液バイオマーカーの適正使用ガイドライン(第3版)」に準
拠し、専門医依頼・採取・保存・解釈を行える体制を有すること。
〇臨床・倫理・説明同意の標準手順(結果開示含む)と品質管理・外部精度管理体制を有する
こと。
〇バイオマーカーと画像・臨床指標を統合し、誤判定時の再評価プロトコルを備えること。
〇検査後支援(治療・相談・権利擁護等)の経路を明示し、当事者からの評価の機会を持つこ
と。
〇個人情報・二次利用の管理計画を整備し、政策提言・手引き作成の計画を示すこと。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
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