【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (276 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
地域の実情を踏まえた在宅医療提供体制の整備を推進するための政策研究(26IA120
1)
(2)目標
医療法(昭和 23 年法律第 205 号)第 30 条の4の規定に基づき、居宅等における医療(以下
「在宅医療」という。)について、医療計画に記載することとされている。各都道府県が医療
提供体制を確保するにあたっては、各医療機関の医療機能を具体的に把握し、その特性及び地
域の実情に応じた方策を講ずる必要がある。それに関し、「在宅医療の体制構築に係る現状把
握のための指標例」を示している。令和6年度からの第8次医療計画に基づき、在宅医療につ
いても地域の医療 提供 体制構築が行われ てお り、必要に応じた 見直 しを図っていく必 要が あ
る。
本研究では、第8次医療計画で掲げた在宅医療提供体制が実際の現場において機能を果たし
ているかを検証し、第9次医療計画策定に向けた検討に資する成果を目標とする。
(3)求められる成果
〇第8次医療計画において医療計画に位置づけられた項目(在宅医療において積極的役割を担
う医療機関・在宅医療に必要な連携を担う拠点)が現場においてどのような役割を果たして
いるかの実態を把握する。また医療・介護連携における医療側の実情を把握する。特に、在
宅医療において積極的役割を担う医療機関については、強化型を含む在宅療養支援診療所お
よび在宅療養支援病院が位置付けられることが想定されているが、それらの病院、診療所が
在宅医療において積極的役割を担う医療機関に位置付けられたことで、地域で果たす役割に
変化が起きているかの評価を行う。
○在宅医療の提供体制構築における4つの医療機能(退院支援、日常の療養支援、急変時の対
応、看取り)について、各機能の提供状況を把握するためのデータの検討とアウトカム指標
の作成を行う。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 16,830 千円程度(間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
○在宅医療・介護及び訪問看護等に関する専門家を研究代表者又は研究分担者とする研究班体
制が構築されていること。
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