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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (214 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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GC-13

公募研究課題

(1)研究課題名
就労選択支援におけるアセスメント結果票の開発に係る研究(26GC1301)

(2)目標
令和7年 10 月から開始された就労選択支援では、標準的なアセスメントツールとして、独
立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)において開発された「就労支援のための
アセスメントシート」(以下「JEED アセスメントシート」という。)が整備されているが、就
労選択支援モデル事業において指摘された、JEED アセスメントシートを利用しにくいとされる
知的障害のある方等も含めて、多様な障害特性のある方に対応していくために、広く用いるこ
とができるアセスメント結果票を開発する必要がある。
そのため、本研究では、下記について行うことを目標とする。
〇就労選択支援事業所を調査対象とし、就労アセスメントの手法等や就労選択支援に係るアセ
スメントシートについて情報収集を行う。
〇就労選択支援における主務省令に定められている事項※及び情報収集により得られた結
果を踏まえたアセスメント結果票の様式を作成する。
〇有識者や関係団体の協力を得ながら、複数の地域における試行的な活用、評価及び必要な修
正を通して、アセスメント結果票を開発する。
※主務省令は、平成 18 年 9 月 29 日厚生労働省令第 171 号の第 173 条の7第1項に規定する以下の事項
〇就労に関する適性、知識及び能力の評価
〇規則第6条の7の3に規定する事項の整理
(障害の種類及び程度、就労に関する意向、就労に関する経験、就労するために必要な配慮及び支
援、就労するために適切な作業の環境、その他適切な選択のために必要な事項)

(3)求められる成果
今後、就労選択支援の質の確保及び円滑な実施が図られるようにするため、下記の成果を得
られるようにする。
【令和8年度】
〇多様な障害に対応することができる就労選択支援の運用に沿った標準的なアセスメント結果
票を作成する。
【令和9年度】
〇アセスメント結果票の試行的な活用を行い、アセスメントの質の担保及び更なる支援の質の
向上を図る方策を検討する。
〇支援者間等での共通したアセスメントの視点を開発する。

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