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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (100 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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FA-3

公募研究課題

(1)研究課題名
加熱式たばこによる能動喫煙・受動喫煙の健康影響を評価・検証するための研究(26FA
0301)

(2)目標
令和2年4月1日から全面施行された改正健康増進法においては、加熱式たばこによる受動
喫煙が人の健康に影響を及ぼす調査研究を一層推進し、可能な限り早期に結論を得るよう附帯
決議がなされた。加熱式たばこの主流煙にニコチン及び発がん性化学物質が含有されることは
既に明らかにされているが、能動喫煙及び受動喫煙による健康影響に関して、集団レベルでの
疫学的エビデンスは依然として限定的であり、その影響の定量的評価にはさらなる研究の蓄積
が必要である。
本研究では、加熱式たばこを対象とし、能動喫煙及び受動喫煙による急性影響について、全
国規模の実態把握を行ったうえで評価する。また、加熱式たばこから発生する化学物質等に関
する海外の知見の収集と評価を行い、中長期的な健康影響を検証する。

(3)求められる成果
○加熱式たばこの能動喫煙が原因と考えられる健康影響について、レセプトデータや健診デー
タを用いた、短期及び中長期的な影響の評価結果
○加熱式たばこの受動喫煙者における急性影響(喘息の悪化、不整脈、血圧の上昇等)の評価
結果(妊婦やこどもへの影響も含める。)
○加熱式たばこ使用者を対象とした禁煙に対する意識調査の結果
○海外における加熱式たばこ・電子たばこに関する使用状況・規制状況の調査の結果
○国内外における加熱式たばこの健康影響と発生する化学物質等に関する知見の収集・整理
〇本研究で得られた成果及び国内外のエビデンスも踏まえた加熱式たばこの中長期的な健康影
響の評価
○国内における電子たばこの使用状況の調査及び健康影響についての国内外のエビデンスの収
集・整理

(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 7,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

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