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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (243 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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HB-3

公募研究課題

(1)研究課題名
教育現場及び職場等における HIV 感染症とエイズに関する知識の普及啓発の促進に向けた研
究(26HB0301)

(2)目標
日本では検査 を受けな いままエイズ を発症し て報告される 割合が全 体の約3割を 占めて お
り、新たな方法による HIV 感染症に関する知識の普及啓発が必要である。本研究では HIV 感染
症とエイズに関する最新の正しい知識の普及啓発及び HIV 検査の受検を動機付けることを目標
として、医療機関、社会福祉施設のみならず教育現場及び職場も対象に、HIV 感染症の普及啓
発方法を開発する。
(参考)「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針」(令和7年 11 月 10 日告示)から抜粋
「感染者等が医療・福祉のみならず就学・就労に際し不利益を被ることがないよう、医療機関、社会福祉
施設、教育現場及び職場における偏見・差別の発生を未然に防止するための十分な教育・啓発を行うこと
が必要である」

(3)求められる成果
〇自治体等の行政機関と教育機関及び事業者等との連携等を含めた教育現場及び職場等におけ
る普及啓発の事例を収集し、取りまとめる。
〇取りまとめた事例を元に、HIV 感染者等の適切な社会参画を前提とした普及啓発を進める効
果的な仕組みや実践的な枠組みのモデル構築を行い、そのモデルの試行及び評価を行う。
〇これらの結果をもとに、モデルを全国に広めるための啓発資材(動画やリーフレット等)の
作成を行う。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 18,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等につ
いては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇HIV 感染症に関連する様々な専門家(HIV 感染症・エイズ及び性感染症を含む感染症診療に
従事する医療 従事者) を研究代表者 又は研究 分担者とする 研究班体 制が構築され ている こ
と。
〇教育関係者を研究代表者又は研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
〇HIV 診療実施医療機関(医療機関は全国にまたがることが望ましい)、当事者(NGO 等)、自
治体、健診機関、行政機関の意見が反映される体制が整備されていること。
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