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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (209 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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GC-9

公募研究課題

(1)研究課題名
情報通信機器を用いた精神療法の更なる活用に向けた研究(26GC0901)

(2)目標
情報 通信 機 器を 用い た 精神 療法 ( 以下 「オ ン ライ ン精 神 療法 」と い う。 )に つ いて
は、「精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会」において、今後の方向性に
ついて議論が行われ、そのニーズがあることをふまえ、引き続きの科学的知見の集積を
行うこととされた。
本研 究で は 、オ ンラ イ ン精 神療 法 の更 なる 活 用の ため 、 オン ライ ン 精神 療法 の 安全
性、有効性、有用性を示す資料および具体的な手法を作成することを目標とする。

(3)求められる成果
〇オンライン精神療法の事例の集積を行い、課題の抽出及び好事例を中心としたオンライン
精神療法の安全性、 有効性、有用性を示す資料 を作成する。
〇オンライン精神療法の潜在的なニーズは高いと考えられるものの、精神科を標榜する医療
機関が近隣にない等の事情により、現行の指針を遵守することが困難であるため、オンラ
イン精 神療 法が 実施 出 来てい ない 地域 等に お ける、 精神 疾患 にか か る医療 の現 状を 把握
し、オンライン精神療法の活用の可能性を検討・検証した上で、そのような地域における
安全性を担保したオンライン精神療法の活用方法を構築する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 12,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇オンライン診療に関する知見を有する専門家を研究代表者、研究分担者、研究協力者とす
る研究班体制が構築されていること。
〇オンライン精神療法を実際に行った経験のある専門家が参画していること。
〇離島、へき地に対するオンライン診療を行っている専門家からの意見が反映される体制が
整備されていること。
〇精神保健福祉センターの職員又は医療計画や精神疾患を担当している自治体(都道府県や
市町村等)の職員からの意見が反映できる体制を構築していること。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努
めること。
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