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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (314 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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KC-4

公募研究課題

(1)研究課題名
新興・再興感染症流行時の血液製剤の安全性確保のための研究(26KC0401)

(2)目標
血液製剤は、病原体不活化技術や検査法の進歩によって輸血後感染症は減少し、安全性は向
上してきた。しかし、新興・再興感染症の国内外での流行により、献血血液にそれらの病原体
が混入するリスクは常にあり、安全性確保を図ることは重要である。
そこで本研究では、国内において新興・再興感染症についての知見を収集し、その検出方法
や感染経路などを把握する。それを基に、国内流行時の血液製剤の安全対策検討に資する情報
を取りまとめる。

(3)求められる成果
新興・再興感染症が発生し、輸血感染の可能性のある病原体が国内で流行した際、献血血液
の安全対策と安定供給との両方を適切に推進するために必要な次の基礎資料を作成する。
〇近年報告される新興・再興感染症にかかる情報収集(国外感染状況、輸血による病原体の
伝播の情報、感染経路、病原体の特性等)
〇新興・再興感染症に対する検出方法等(検査法、不活化法等)

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 7,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇新興・再興感染症に関連する様々な専門家(ウイルス学、感染症疫学、血液製剤の検査法及
び不活化技術に精通した専門家等)を研究分担者とする研究班体制が構築されていること。
〇血液事業の実施者(専門家、行政、関係団体等)の意見が反映される体制が整備されている
こと
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。

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