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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (167 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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FE-1

公募研究課題

(1)研究課題名
アレルギー疾患診療指導におけるアンメットメディカルニーズの実態調査研究(26FE0
101)

(2)目標
アレルギー疾患対策基本指針において、「国は、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、臨床検
査技師、管理栄養士その他の医療従事者の知識の普及及び技能の向上を図るため、これらの医
療従事者が所属する関係学会などが有する医療従事者向け認定制度の取得などを通じた自己研
鑽を促す施策等の検討を行う」とある。また、アレルギー疾患診療において PAE(小児アレル
ギーエデュケーター)や CAI(アレルギー疾患療養指導士)などをはじめとする多職種連携の
有用性が強調されているが、その役割の重要性や有用性について定量化された評価、可視化さ
れた情報は少ない。本研究では多職種連携の役割を明確化し、病診連携やアレルギー診療均て
ん化の円滑化に有用な資材作成、提言等を行う。

(3)求められる成果
〇学会認定メディカルスタッフ(PAE や CAI)による指導の効果、効率性の調査を行い、多職
種連携によるアレルギー疾患診療の有用性(外来診療時間の短縮、アドヒアランスの向上、
寛解維持期間の延長など)について可視化を行う。
○患者調査により、アレルギー疾患診療の多職種連携が最も必要な世代、疾患等の特徴を明確
化する。
○アレルギー疾患療養指導を行うスタッフの分布、多職種連携における紹介・逆紹介の実態や
必要な施設・役割を明らかにし、医療機関毎の多職種連携ガイドを作成する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模:1課題当たり年間 6,000~7,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間:令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数:1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)

〇医療従事者向け認定制度を設けている関連学会・団体と連携をとることができる者を研究代
表者または研究分担者とする研究体制が構築されていること。【関係する複数の学会から協
力が得られ、合意形成ができることを示す書類等】
〇研究分担者・協力者として、医師のみならず、看護師、薬剤師、栄養士など他職種の医療従
事者が参画することにより、各職種の意見を取り入れられる体制を構築すること。
○「免疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略」において患者・市民参画を推進していること
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