【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (295 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
食品媒介感染症被害実態の推計に基づく施策評価及び食中毒調査のための研究(26KA0
101)
(2)目標
散発事例の食品媒介感染症被害については、食品衛生法における食中毒として報告されない
場合が多く、その全数を把握されていない可能性がある。食品衛生行政における対策等の検討
やその効果の評価 のた めには、散発事例 も含 めた被害実態の全 容を 把握することが重 要で あ
る。また、食中毒調査の報告書については、自治体間で記載内容にばらつきがあり、記載の統
一化や報告内容の改正の必要性について検討する必要がある。
本研究では、食中毒とされなかった散発事例も含めた食品媒介感染症被害実態を推計し、現
行の食品衛生対策の効果との関連性を評価する。また、食中毒調査報告の見直しの案を提示す
る。
(3)求められる成果
〇食品媒介感染症被害実態の推計方法を策定し、食中毒とされなかった散発事例も含めた食品
媒介感染症の被害実態を把握する。
〇推計結果から病因物質による被害実態の増加・減少等の傾向を把握する。また現行の食品衛
生に関する各種対策について、その前後の発生動向の把握により対策の効果を評価する。
〇食中毒予防対策を立案する際に活用可能な基礎的なデータを提供する。
〇食中毒調査報告書の記載を統一化するとともに、報告内容の改正案を提案する。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 8,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇食品衛生に関連する微生物学等の様々な専門家を研究分担者とする研究班体制が構築されて
いること。
〇食品衛生に関する専門家及び研究に必要な医療機関等の協力体制が整備されていること。
〇国際的な動向を踏まえた調査・検討・研究開発ができる体制が整備されていること。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
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