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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (266 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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IA-7

公募研究課題

(1)研究課題名
医師確保計画の効果的な推進のための政策研究(26IA0701)

(2)目標
医療計画において、都道府県は、医師確保計画策定ガイドラインに基づき、医師確保計画を
作成するとされている。当該ガイドラインにおいては、都道府県が目標医師数を設定するため
に用いる指標として、「医師偏在指標」が示されている。第8次(後期)の医師確保計画策定
ガイドライン改定に向けた議論においては、「医師偏在指標」に加え、地理的な要素を勘案し
たうえで医師少数地域の設定を行うこと等が求められている。
また、診療科偏 在の 是正に向けた取組 の必 要性が指摘されて いる 。医師確保計画に おい て
は、総数としての医師の確保を前提としている一方で、診療科偏在を客観的に示す手法の検討
は十分に行われて いな いため、診療科偏 在等 を明らかにする指 標を 新たに作成する必 要が あ
る。
さらに、医師確保計画の実効性を確保し、PDCAサイクルを推進するために、医師確保計
画の効果を測定・評価するための指標が必要であることから、都道府県へのヒアリング等によ
り、医師確保計画の効果的な推進において必要な課題を抽出し、評価が必要な項目について検
証を行いつつ、基幹統計や NDB 等の定期的に把握することができるデータソース等を元に具体
的な医師確保計画に係る指標を開発する必要がある。
以上のことから、本研究は令和 10 年度予定の第9次(前期)医師確保計画策定ガイドライ
ンの改定に向けて、必要となる科学的知見を提供することを目標とする。

(3)求められる成果
○診療科偏在を検討する上で有用となる新たな指標等の作成。
○医師確保計画の進捗を効果的に測定・評価するための指標の作成。
○都道府県が医師確保計画の効果的な推進を行う上で、必要な課題の抽出、評価が必要な項目
の検証。

(4)研究費の規模等
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 6,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇医師偏在対策の地域医療政策に関する専門家を研究代表者又は研究分担者とする研究班体制
が構築されていること。
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