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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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EA-8

公募研究課題

(1)研究課題名
小児・AYA 世代のがん患者等に対する妊孕性温存療法の安全性と有効性のエビデンス創出、
及びがん・生殖医療の提供体制整備に資する研究(26EA0801)

(2)目標
「第4期がん対策推進基本計画」を踏まえ、将来子どもを授かる可能性を温存するための妊孕
性温存療法及び温存後生殖補助医療(妊孕性温存療法により凍結した検体を用いた生殖補助医
療等)に関する有効性・安全性のエビデンス創出を促進する必要がある。そのために、国は、
「 小 児 ・ AYA 世 代 の が ん 患 者 等 の 妊 孕 性 温 存 療 法 研 究 促 進 事 業 」 ( 以 下 「 促 進 事 業 」 と い
う。)を令和3年度より開始し、小児・AYA 世代のがん患者等からの臨床情報等のデータを収
集している。また、患者・家族が妊孕性温存療法について意思決定を行うためには、がん治療
前後に適切な情報提供と相談支援を行う体制が求められる。
本研究では、促進事業で収集されたデータ等に基づき、がん・生殖医療の実態調査及びアウ
トカムの検討を行い、がん・生殖医療に係るエビデンスの創出を行う。加えて、小児・AYA 世
代のがん患者等が必要な相談支援を受けるための効果的かつ効率的な体制の構築に資する分析
や資料の作成等を行う。
(参考)
「第4期がん対策推進基本計画」(令和5年3月 28 日閣議決定)から抜粋
国は、適切ながん・生殖医療の提供を推進するため、がん医療と生殖医療の連携の下、がん治療が妊孕性
に与える影響に関する説明と、妊孕性温存療法及びがん治療後の生殖補助医療に関する情報提供や意思決
定の支援が、個々の患者の状態に応じて適切に行われるよう、人材育成等の体制整備を推進するととも
に、研究促進事業を通じたエビデンス創出に引き続き取り組む。

(3)求められる成果
〇妊孕性温存療法及び温存後生殖補助医療に係る安全性・有効性等の科学的知見の整理及び促
進事業で収集したデータを用いた有効なエビデンスの創出のために必要な情報の整理
〇エビデンス確立に向けて、促進事業を通じて収集されたデータ等を用いた妊孕性温存療法及
び温存後生殖補助医療の安全性・有効性の解析及び実施に当たっての留意点の整理
〇がん診療連携拠点病院等における、妊孕性温存に関する情報提供と意思決定支援、長期フォ
ローアップ体制等の実態把握
〇上記実態を踏まえた効果的かつ効率的な情報提供・意思決定支援に必要な体制の整理
〇がん・生殖医療に関する情報提供・相談支援体制の質を向上させるために必要な手引きや生
殖医療に係る医療従事者の人材育成プログラムの作成

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模:
〇研 究 実 施 予 定 期 間:
〇新規採択課題予定数:

1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
令和8年度~令和 10 年度
1課題程度 ※
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