【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (135 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
女性の健康課題、特にやせ、飲酒、貧血等の課題の解決に向けた方策、及び新たな女性の健
康課題の指標・目標の策定を推進するための研究(26FB0301)
(2)目標
女性はライフステージごとに女性ホルモンが劇的に変化する。その特性等を踏まえ、女性の
人生の各段階における健康課題の解決を図ることが重要である。そこで、令和6年度に開始し
た健康日本 21(第三次)では、女性に多いやせ等の健康課題、男性とは異なる傾向にある女性
の飲酒等の目標を設定することとなった。
本研究では、 女性のや せ、飲酒、そ して貧血 に関する現状 の把握、 課題の分析を 行うと も
に、課題解決のための支援ツールの作成や手法の提示等を行う。また、次期「健康日本 21」に
おいて、新たな女性の健康課題の指標・目標を策定することを見据え、エビデンスの集積、整
理、基礎資料の作成も行う。
(3)求められる成果
○女性の飲酒について、健康日本 21(第二次)最終評価では生活習慣病のリスク高める量を飲
酒している者の割合の減少について、女性では「D 悪化している」となっていることを踏ま
え、女性特有の社会的背景を含めて課題の解決に向けた検討を行い、政策提言につなげる。
特に年代による差や、生活習慣による介入を検討する。
○女性のやせによって引き起こされうる問題(無月経、骨粗鬆症、低出生体重児等)が明らか
となっているが、それらに対する効果的な介入方法については検討の余地がある。これらの
問題に対して、効果的な介入方法及び普及啓発方法を検討する。
○女性の貧血に関して、生活習慣も含めた国内の実態を把握する。
○健康日本 21 における他の指標の策定過程を参考として、新たな女性の健康課題の指標・目
標の策定に向けて、各種エビデンス(論文等)の集積を行い、指標・目標の立案や検証を行
う。また、それらをまとめた基礎資料を作成し、新たな女性の健康課題の指標・目標の策定
につなげる。
(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
○女性の健康課題に関する研究業績を有するとともに、健康日本 21(第三次)の内容について
十分に理解する者を研究代表者とすること。
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