【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (137 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
年齢・性差等の属性を考慮した健康情報に関する公衆衛生学的分析及びその課題解決に向け
た研究(26FB0401)
(2)目標
現代においては、健康に関する情報の入手経路は多様化しているものの、その実態は十分に
明らかにされていない。病識の欠如やプレゼンティズムなどの健康課題に対する生活習慣の改
善やセルフケア行動についても、年齢や性差といった属性に応じた情報行動や意識の違いを考
慮する必要がある 。こ のため、各属性を 踏ま えた健康情報の入 手状 況を明らかにする とと も
に、属性に応じた効果的な情報提供及び介入方法を検討する必要がある。
本研究では、年齢・性差等の属性を考慮した上で、生活習慣やセルフケアに関する情報入手
経路の現状及び効果的な介入方法に関する国内外のエビデンスを収集・整理する。また、年齢
や性差に基づく健康課題を踏まえ、普及啓発資材の作成や支援・介入方策の検討を行う。
(3)求められる成果
○年齢(特に 40 歳から 64 歳の層を対象とする)・性差等の属性を考慮した健康情報の入手経
路及び情報行動の実態把握
○病識の欠如やプレゼンティズムなどの課題に関連する生活習慣・セルフケア行動の特徴の明
確化
○各属性に応じた効果的な健康情報提供・受診勧奨を含む介入戦略の提示
○国内外の文献・事例を整理したエビデンスベースの情報提供モデルの構築
○年齢・性差・属性等を考慮した健康課題に関する普及啓発資材の開発
○健康リテラシー向上を目的とした支援・介入プログラムの提案と実装可能性の検討
(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 5,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件(【
】内は条件を満たしていることを示す書類等)
○性差に由来する健康課題への包括的支援の観点から、各分野の専門家(泌尿器科、内科、整
形外科、精神科、心療内科、公認心理士等)を研究分担者または研究協力者とする研究班体
制が構築されていること。
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