よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (234 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

HA-6

公募研究課題

(1)研究課題名
開発優先度の高いワクチンの選定及び円滑な予防接種の実施に資する研究(26HA060
1)

(2)目標
令和7年3月、予防接種に関する基本的な計画(以下「予防接種基本計画」という。)を改
正し、開発優先度の高いワクチンを新たに選定した。予防接種基本計画において、開発優先度
の高いワクチンは定期的(5年に一度程度)に見直しを行うものとされている。また、ワクチ
ンについては一般的に製造開始から出荷までに要する期間が長く、需要の変動に合わせて短期
間で生産調整することが困難である。このため、限定出荷等による供給量の減少や感染症の流
行等による需要の増大などの要因により、近年も供給不安事例が生じている。一時的に供給量
の不足等が生じた場合、ワクチンの適切な使用の観点から、国や関連学会から優先接種の考え
方について、各自治体や医療機関、卸売販売業者等に対して周知を行う必要がある。他方、優
先順位の検討には一定の時間を要するため、平時から優先接種の考え方を整理しておく必要が
ある。
本研究では、開発優先度の高いワクチンを選定するための評価手法を確立する。また、ワク
チンの供給不安時における優先接種の考え方を整理する。
(参考)
「予防接種に関する基本的な計画」(平成 26 年厚生労働省告示第 121 号)から抜粋
〇定期の予防接種の対 象と することを目指し、現 に我 が国に存在し、疾病負 荷が 高い感染症を対象とした
公衆衛生上必要性の高いワ クチンについて、研究開発 の推進を図る。具体的には 、開発優先度の高いワクチ
ンについて、企業における開発状況や医療ニーズ及び定期接種化の検討に必要な疾病負荷の情報等につい
て、学会や開発企業等から データの提出も求めた上で 、厚生科学審議会予防接種 ・ワクチン分科会研究開発
及び生産・流通部会におい て、評価・検討の上、具体 的に定めることとする。ま た、そのリストについて、
定期的(五年に一度程度)に見直しを行うものとする。

(3)求められる成果
〇厚生労働省が別途行う調査事業で得られた情報を活用し、開発優先度の高いワクチンを選定
するための評価手順や評価項目等を検討し、開発優先度の高いワクチンを選定するための評
価手法を策定する。
〇ワクチンの供給不安時における、優先接種の対象者について、国内で承認・販売されている
ワクチンの品目毎の考え方を提案する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模:
〇研 究 実 施 予 定 期 間:
〇新規採択課題予定数:

1課題当たり年間 5,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
令和8年度~令和 10 年度
1課題程度 ※
231