【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (133 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
健康寿命延伸に備えた女性の心身の健康支援のための普及啓発に向けた研究(26FB02
01)
(2)目標
人生 100 年時代を迎え女性の健康寿命の延伸の重要性が増している。ライフステージごとの
健康支援の拡充にあたり、老年期の前段階の世代の女性の健康課題がほとんど明らかにされて
いないことが課題である。今後同世代の女性人口の増加が見込まれることから、その対策は不
可欠である。
本研究では、老年期の前段階の世代の女性に対応した健康支援に資する知見、及び支援を実
現できる社会環境の整備を図るための知見を創出することを目標とする。
(3)求められる成果
○国内外の知見や動向を収集・整理し、更年期後から老年期への移行期となる概ね 50 代後半
から 70 歳頃までの女性に特徴的な健康課題を整理する。また、様々な属性やライフスタイ
ルに応じた、疾患等の罹患状況、病態、重症度、予防因子や危険因子、日常生活への影響等
を解明する。
○特に排尿関連症状やロコモティブシンドローム等について、生活習慣に着目した予防因子や
危険因子を明らかにする。
○上記の予防因子や危険因子の介入効果について検証する。その際に、経済的な観点も含まれ
ていることが望ましい。
○上記をもとに、性差をふまえた支援・介入・対策等を検討する際の基礎資料を作成する。
(4)研究費の規模等 ※
○研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
○研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
○新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
○女性の診療や女性の健康支援に関する知識を有する専門家(婦人科医、女性外来の診療医、
泌尿器科医、内科医、整形外科医、心療内科医、精神科医、臨床心理士、産業医、産業保健
師、地域の保健師等)を研究分担者または研究協力者とすること。必ずしも前述のすべての
専門家を揃える必要はないが、多角的に女性の心身の健康を評価できる班編成が行われるこ
とが望ましい。
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