【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (304 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
動物性食品輸出の規制対策の強化に資する研究(26KA0701)
(2)目標
日本から食品を輸出する際には輸出相手国の衛生要件を遵守する必要がある。しかし、欧米
からは日本で通常検査が行われていない項目や、より高い精度の検査が求められており、検査
法やモニタリング検査体制の整備等が課題となっている。
このため、本研究では、諸外国における検査法の調査を実施し、国内で実行可能な検査法の
検討及び妥当性確認等を行う。また、国内の動物性食品の輸出施設の監視指導を実施する検査
員に対する効果的 な教 育手法を検討する 。こ れらにより、動物 性食 品の輸出検査体制 を強 化
し、日本産食品の円滑な輸出に資することを目標とする。
(3)求められる成果
〇諸外国における検査法の調査、国内で実行可能な検査法の検討及び妥当性確認等の結果を踏
まえ、輸出相手国から求められる基準の遵守状況の確認やモニタリング検査の実施が容易と
なる検査体制等を提言する。
〇国内向けの通常の検査手法とは異なる相手国の求める検査技術の取得等を可能とする教育プ
ログラムを提供する。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 25,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇残留動物用医薬品等の化学物質の分析に精通した専門家を研究代表者とし、動物性食品の輸
出に求められる化学物質及び微生物の検査に関する専門家を研究分担者に含む研究班体制が
構築されていること。
〇動物性食品の輸出検査を実施することができる検査機関の協力が得られる研究体制が構築さ
れていること。
〇諸外国の実態を踏まえた調査・検討・研究開発ができる体制が整備されていること。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
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