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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (159 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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FD-1

公募研究課題

(1)研究課題名
医療者および患者の視点から見た災害等に備えた腎不全患者の体制整備に資する研究(26
FD0101)

(2)目標
昨今、頻発する災害において、断水、停電、施設破壊、交通遮断等の影響下における慢性腎
臓病(CKD)診療体制確保のため、効率的・分野横断的な情報共有等のさらなる推進が必要と
なっている。また近年は新型コロナウイルス感染症の発生により感染症流行時の診療体制の確
保についても新たな課題に直面した。
本研究では、そのような災害の状況下における診療体制の確保等に資するため、診療体制等
の実態調査と課題抽出、課題の解決策の提案を行う。

(3)求められる成果
〇今後起こりうる災害を想定した災害訓練等(例えば、大規模地震時医療活動訓練など)を通
じて、腎不全患者の適切な災害時診療体制について検討する。
〇過去の災害時の腎不全患者への対応について振り返りを行い、医療機関と自治体の連携体制
を含め、評価すべき点や課題点をまとめる。その中では都道府県をまたいだ対応についても
言及すること。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 4,700 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇災害時や感染症流行下の CKD 診療連携体制の確保の実施者及び関係者(専門家、行政、患
者、関係団体等)の意見が反映される体制が整備されていること。
※人工透析を要する腎不全患者の災害対策の検討においては、地域の透析医会とも連携でき
る体制が望ましい。
〇都市部や地方を含め、複数の地域における実態を調査する体制が整備されていること。
〇災害時や感染症流行時の CKD 診療連携体制の確保に関する検討項目と成果目標について明記
した上で、研究期間における具体的なタイムスケジュールを明記する等、ロードマップを分
かりやすく記載すること。

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