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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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EA-1

公募研究課題

(1)研究課題名
がん登録情報の利活用推進及び日本のがん対策の評価に資するがん統計の活用のための研究
(26EA0101)

(2)目標
「第4期がん対策推進基本計画」では、がん対策の充実に向け、がん登録情報の利活用の推
進を取り組むべき施策として挙げている。利活用の推進に当たっては、保健・医療分野のデジ
タル化に関する他 の取 組とも連携し、よ り有 用な分析が可能と なる 方策を検討する必 要が あ
る。また、我が国において有効ながん対策を推進するためには、がん統計を活用し、我が国の
がん対策を客観的に把握することが重要である。2022 年に WHO において発効された疾病及び関
連保健問題の国際統計分類(ICD-11)を踏まえつつ、これまでのがん統計との整合性をとる必
要がある。さらに 、が ん対策推進協議会 で希 少がんについて令 和6 年に分類が整理さ れて お
り、最新の希少がん分類を参照しつつ、がん統計を公表する必要がある。
本研究では、がん登録情報の利用における課題の整理及び更なる利活用推進のための方策を
検討し、日本のがん統計の活用の手法を明らかにする。また、がん登録情報等を活用し、諸外
国との比較を含め、我が国のがん医療を評価する。

(3)求められる成果
〇都道府県や市区町村、研究者におけるがん登録情報の利活用推進のための課題抽出と支援策
について検討する。
〇ICD-11 の適用に際し、これまでの情報との整合性をとるため、がん登録情報に係る疾病及び
死因分類に関する整理を行う。
〇がんに係る最新の分類を考慮し、我が国におけるがん登録情報に基づくがん種毎のがん罹患
等に係る集計を行う(希少がん、難治がんを含む)。
〇がん登録情報等を活用し、諸外国との比較を含め、我が国のがん医療を評価する。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 20,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
〇研究代表者又は研究分担者に、疫学、統計の専門家を含むこと。がん疫学、がん統計に詳し
ければなお望ましい。
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