【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (334 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
災害時の保健活動のアセスメント等に必要な情報の把握・分析・活用を通じた活動評価モデ
ル構築のための研究(26LA0501)
(2)目標
近年、被災地における保健師等の活動は、避難所での健康相談の他、多岐にわたっている。
しかしながら、被災地における保健活動の内容や支援ニーズを把握・評価する枠組が整備され
ていない。今後の人口減少等による地域保健体制の脆弱化が懸念されることからも、活動内容
等の客観的な評価指標等の整備が求められている。また、被災した都道府県が、他の都道府県
からの応援派遣の終了を判断するための指標、終了に向けて行うべき支援内容の整理も必要で
ある。
本研究では、これらの評価指標の検討等を行い、「災害時の保健師等チーム広域応援派遣調
整要領」に反映すべき観点を提言する。
(3)求められる成果
〇保健師等チームの派遣継続の必要性を評価する定量的評価指標(災害発生後のフェーズごと
の保健師等チーム数、避難者数、避難所開設状況、健康相談件数、感染症発生数等)と、被
災地の自立度・地域ネットワークの機能回復度を評価する定性的指標(被災地自治体職員の
状況、ソーシャルキャピタルの状況等)を組み合わせた被災自治体の保健活動評価指標の開
発
〇応援要請の終結や、中長期派遣及び平時の保健活動への移行の目安を判断するための指標等
の作成
〇派遣活動終了の判断を支援するチェックリスト・意思決定フローの作成
〇平時活動への移行と活動終了に向けた支援方法の提言
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 8,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
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