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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (205 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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GC-6

公募研究課題

(1)研究課題名
自立支援医療制度のサービス提供体制の実態把握に関する研究(26GC0601)

(2)目標
自立支援医療(精神通院医療)は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条に規定す
る統合失調症、精神作用物質による急性中毒、その他の精神疾患(てんかんを含む。)を有す
る者で、通院による精神医療を継続的に要する病状にある者に対し、その通院医療に係る自立
支援医療費の支給を行うものである。
レセプト件数は増加傾向にあるものの医療費や調剤費は近年横ばいで推移している一方で、
訪問看護費は増大している。しかしその詳細や、疾患ごとの患者割合、年齢層等のデータはな
く、十分に実態を把握できていない。また、都道府県ごとに認定審査が行われているが、その
運用等に関する知見は少ない。
本研究では、精神通院医療についてレセプトデータを用いた分析を行いその実態を把握する
ことを目標とする。また、都道府県へのヒアリングを行い、精神通院医療の運用実態を把握す
る。

(3)求められる成果
○精神通院医療の利用者数、公費負担額について、疾患別、年齢層別に分析を行う。(疾患に
ついては、ICD-10 の F0~F9 及び G40(てんかん)が用いられることを想定。)
○精神通院医療の医療費、調剤費、訪問看護費について、各費用の増加要因等に関する検討・
考察を行う。
○複数の都道府県へヒアリングを行い、認定に係る判断基準、制度利用が可能な薬剤の種類、
「重度かつ継続」を申請するにあたっての医師の属性や当該医師が所属する病院の属性等、
現行制度の運用実態を明らかにする。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 10,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
○レセプトデータを扱い分析等を行った経験を有する者(公衆衛生学、疫学、医療経済学等の
専門家)を代表研究者とすること。
○精神保健医療分野の専門家、及び自治体職員等の自立支援医療制度に関する知見を有する者
が研究分担者又は研究協力者として参加していること。
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