【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (338 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
公募研究課題
(1)研究課題名
大規模災害時における都道府県や保健所の統括 DHEAT を活用した速やかな健康危機管理体制
の確立及びブロックごとの DHEAT 先遣隊人材育成の強化のための研究(26LA0701)
(2)目標
大規模災害時に地域の健康危機管理の拠点となる保健所設置自治体の本庁及び保健所では、
保健・医療・福祉に関し、迅速な情報の集約と意思決定が求められる。そのため大規模災害時
に は 災 害 時 健 康 危 機 管 理 支 援 チ ー ム ( DHEAT) 等 の 保 健 衛 生 ( 行 政 ) 支 援 チ ー ム が 活 用 さ れ
る。また、近年の制度改正により、地方ブロック DHEAT 協議会を活用した近隣県同士の連携強
化等を通して被災 自治 体の指揮調整機能 に速 やかな支援がなさ れる 体制の強化が図ら れて い
る。しかしながら、それらの行政支援チームは活動開始までに時間を要し、発災後早期の保健
医療福祉連携体制の確立等が十分にできていないという課題がある。
本研究では、地域の健康危機管理体制の強化に資するために、以下①~③に示す DHEAT の体
制強化等の検討に活用できる資料の作成を目標とする。
①大規模災害時に保健所設置自治体が行う組織体制の整備
②分野横断的な情報分析力の強化及び人材育成
③各地方ブロックの自治体間における有効的な連携体制の強化
(3)求められる成果
〇自治体や関係機 関等 に対するアンケー ト調 査やヒアリング調 査等 を行う。その結果 に基 づ
き、大規模災害等に対する以下のような体制強化に資する資料を作成する。
・統括 DHEAT 等を活用した組織体制の整備及びマネジメント力の強化
・災害時保健医療福祉活動支援システム(D24H)等を活用した情報分析能力の向上及び人材
育成。
〇上記の調査等の結果に基づき、各ブロックで活発な DHEAT の体制強化や DHEAT 先遣隊として
活動可能な人材育成等を進めていくために有用な方策や留意点等を提言する。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 8,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和9年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
335