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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (239 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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〇長期感染に関する課題:HIV 感染症が慢性疾患化してきたことに伴って生じた療養期間の長期
化や患者の高齢化、合併症等の新たな課題に対応するため、多診療科にまたがる医療連携や
介護福祉連携等の推進に資する研究を行う。

(4)期待されるアウトプット
HIV・エイズ及びその合併症等に関する包括的な医療体制の構築、最新の知見に基づく診療ガ
イドラインの作成・改訂、新規感染者数の減少に繋がる施策の検討の基盤となる科学的根拠を
構築する。また、曝露前予防をどのように HIV 感染症対策に取り入れていくかを考えていくう
えで重要となる基礎的なデータや長期療養・在宅療養支援体制構築のための基礎的なデータを
提供する。

(5)期待されるアウトカム
HIV 感染者の早期の発見率を向上させ、早期治療、長期療養・在宅療養支援体制を推進すると
ともに、種々の合併症等への対応を含めた、継続的な治療の提供が可能な体制を構築する。

(6)国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)研究との関係性について
エイズ対策の課題を解決する研究のうち、HIV 感染症を対象とした基礎研究、診断法・治療
法の開発等の臨床研究、及び創薬研究等に関わるものは AMED の研究事業となる。本研究事業は
AMED が実施する研究を補完・協働しながらエイズ対策の推進に資する疫学・社会学的な行政研
究を行う。また、AMED で開発された医薬品等を有効性・安全性を確認しつつ、早期に臨床で活
用できるよう、医療提供体制を整備し、診療ガイドライン等に反映させ、全国に普及する。

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