ＬＡ－６

公募研究課題

（１）研究課題名
専門的かつ実践的な IHEAT 研修の企画立案と IHEAT 要員の戦略的な確保のための研究（２６
ＬＡ０６０１）

（２）目標
令和４年 12 月の地域保健法改正により、感染症流行時の保健所における即応人材として活
用される IHEAT が法定化された。しかし、新型コロナウイルス感染症に対する重点的・緊急的
な対応がなくなった現在、要員の確保や技能の担保に苦慮する自治体も少なくない。
本研究は、次の感染症危機に備え、①保健所設置自治体における IHEAT 要員の確保や人材育
成の強化及び②IHEAT 要員等の予備人員を含めた感染症危機対応のための専門的な研修への活
用を目標とする。

（３）求められる成果
〇IHEAT 要員の確保や人材育成の強化に資するモデルの提示。
〇IHEAT に関する要員確保から研修、活用までの全体像が整理された、必要な人材育成の枠組
みについての提言。
〇研究機関以外においても高度な研修が実施可能となる研修モデルや企画フォーマット、マニ
ュアル等の作成。
〇保健所設置自治体のより効果的な IHEAT 要員の確保や体制強化に資する、自治体の取組等の
事例集や IHEAT 要員の属性等に関する分析データの提示。

（４）研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模： １課題当たり年間 3,000 千円程度 ※ （間接経費を含む）
〇研 究 実 施 予 定 期 間： 令和８年度
〇新規採択課題予定数： １課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

（５）採択条件
〇国立健康危機管理研究機構が実施する IHEAT 専門講習と同程度の高度な感染症研修を実施で
きる体制が整備されていること。
〇新型コロナウイルス流行期に IHEAT をはじめとする予備人材に対する専門的な教育に携わっ
た者や、自治体における IHEAT 運用の支援を行っている者が参画した研究班体制が構築され
ていること。
〇保健所設置自治体や IHEAT 事務局等の関係機関・団体と綿密に連携し、意見が反映される体
制が整備されていること。
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