ＫＣ－５

公募研究課題

（１）研究課題名
OTC 医薬品販売に当たっての医薬品情報業務の推進のための研究（２６ＫＣ０５０１）

（２）目標
ICT の進展により医療関係者や消費者が入手する情報量は飛躍的に増大し、情報の評価と取
捨選択が必要とな る中 、適切な情報提供 を行 う上で薬剤師や登 録販 売者の果たす役割 は大 き
い。また、お薬手帳の活用等により、消費者から必要な情報を収集することや販売後のフォロ
ーアップ、リテラシー教育などを行うことが、OTC 医薬品の適正な使用に重要である。一方、
これら医薬品情報業務（以下「DI 業務」という。）に関して薬局･ドラッグストア（薬局等）
でのあり方等を具体的に定めたものはないことから、現状の把握、課題の整理、検討等が必要
である。
このため本研究では、アンケート調査などによって、薬局等における DI 業務の実態や消費
者への効 果につ いて課 題を把握 し、そ の結果 を基に、 薬局等 に求め られる DI 業務 を整理 す
る。

（３）求められる成果
○薬局等における DI 業務の実態や課題の抽出
○上記結果に基づく、薬局等に求められる DI 業務の整理
○今後、対人業務を充実するための検討を行う際の基礎資料の作成

（４）研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模： １課題当たり年間 3,300 千円程度 ※ （間接経費を含む）
〇研 究 実 施 予 定 期 間： 令和８年度～令和９年度
〇新規採択課題予定数： １課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

（５）採択条件（【

】内は条件を満たしていることを示す書類等）

○薬局等における DI 業務に関連する様々な専門家を研究分担者とする研究班体制が構築され
ていること。
〇店舗販売業関連の関係団体等の意見が反映される体制が整備されていること【関係団体等か
ら協力が得られることを示す書類等】。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。

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