【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (58 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
がんゲノム医療推進に向けたがん遺伝子パネル検査の実態把握とがんゲノム医療提供体制構
築に資する研究(26EA0201)
(2)目標
「第4期がん対策推進基本計画」においては、ゲノム医療の推進を掲げ、がん関連施策に反
映させてきたところである。がん遺伝子パネル検査については、令和元年6月に固形がんを対
象とする検査が、令和7年3月に造血器腫瘍及びその類縁疾患を対象とする検査がそれぞれ保
険収載され、その 検査 体制の確立と実態 の把 握が必要である。 また 、その提供体制に つい て
は、令和7年6月 16 日の「第6回がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキ
ンググループ」において、「がんの標準治療を実施することが求められる医療機関として位置
づけられているがん診療連携拠点病院等において、がんゲノム医療が実施できるよう、関連学
会等と連携し、その運用面の改善を図りながら、質の高いがんゲノム医療の提供体制を構築し
ていくことが重要である。」とされた。
本研究では、我が国のがんゲノム医療の一層の推進のため、がん遺伝子パネル検査に関する
実態調査や科学的検証を行い、今後のがんゲノム医療推進に係るエビデンスを構築する。
(3)求められる成果
○がんゲノム医療の裾野拡大の障壁となっている理由の分析・整理と解決法の提案
○C-CAT(がんゲノム情報管理センター)に集約されたデータ等に基づく診療実績等の科学的
検証を元とした、がんゲノム医療の適切な評価指標の確立
○保険外併用療養費制度等を活用した実現・持続可能ながん遺伝子パネル検査後の治療スキー
ムの検証
○上記を中心とした、がん診療提供体制のあり方に関する検討会等がん医療施策を検討する検
討会へのがんゲノム医療に関する検討材料の提供
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 12,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
〇がんゲノム医療の専門的知識を有する者が、研究代表者又は研究分担者として研究に参画し
ていること。本研究に関連する研究業績を有する専門家が研究代表者または研究分担者とし
て研究組織に参加していること。
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