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【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》
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AB-2

公募研究課題

(1)研究課題名
ICD-11 準拠の統計基準を適用するに当たっての患者調査の傷病符号付けのための研究(2
6AB0201)

(2)目標
我が国の病院及び診療所を利用する患者の傷病の状況等の実態を明らかにし、医療行政の基
礎資料を得る必要がある。そのため、患者調査(統計法に則り3年ごとに実施される基幹統計
調査)において、ICD-11 準拠の新たな統計基準「疾病、傷害及び死因の統計分類」(統計法第
28 条第1項の規定に基づき、法第2条第9項に規定する統計基準のひとつ)に基づき自動傷病
符号付けを行う手法を開発する。更に、現行の統計基準と新たな統計基準に基づく符号付け結
果を比較(ブリッジコーディング)し、患者調査において新たな統計基準を適用した場合の影
響分析を行う。
本研究課題で得られた成果により、今後は精度のより高い患者調査の結果が早期に公表でき
るようになると見込まれる。加えて、ICD-10 準拠と ICD-11 準拠の統計基準による符号付けの
比較結果を提示することにより、経年変化の分析を可能とするなど、統計作成者及びその結果
の利用者の双方の利便性を図ることができる。

(3)求められる成果
〇厚生労働省統計処理システムに実装可能な ICD-11 準拠の新たな統計基準に最適化及び効率
化された自動傷病符号付け方法の提言。
○統計調査結果の精度と継続性を考慮した ICD-10 準拠と ICD-11 準拠の統計基準におけるブリ
ッジコーディングによる患者調査への影響の検証。
○上記の提言及び検証のエビデンスレベル(自動傷病符号付け等の信頼性・妥当性)を示す資
料(研究班が作成した原著論文、研究班で収集した論文集等)の取りまとめ。

(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 7400 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間: 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)

〇ICD-11 及び ICD-11 準拠の統計基準に精通する様々な専門家(医療情報、診療情報管理、統
計調査等)を研究分担者とする研究班体制が構築されていること。

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