【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (172 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
公募研究課題
(1)研究課題名
関節リウマチの高齢患者における医療体制整備に資する研究(26FE0401)
(2)目標
これまでの研究から、近年は関節リウマチの高齢者患者の割合増加や発症年齢の上昇が明ら
かとなっている。高齢患者は若年患者と比較して、機能予後や合併症、有害事象、治療選択の
方向性に違いがあるとされているが、本邦における臨床的特徴やその診療実態については明ら
かでない。また、在宅医や福祉施設職員と専門施設との連携など、診療連携や医療体制にも特
徴的であるが、十分に把握されていない。本研究では、関節リウマチの高齢患者の特徴や診療
実態、在宅医療ニーズを明らかにし、医療体制の整備や水準の向上に有用な資材を開発するこ
とを目標とする。
(3)求められる成果
〇関節リウマチ高齢患者の特徴ならびに在宅医療の診療実態、在宅医や福祉施設と専門施設と
の連携、患者・職員の実態の可視化。
〇非専門医である在宅医向けの関節リウマチ患者在宅診療ガイドの作成。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模:1課題当たり年間 4,500 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間:令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数:1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
(5)採択条件
○研究分担者又は研究協力者として、在宅診療や福祉施設に従事する医療者を含めた協力体制
を構築できる者を参画させること。
〇医療体制の整備、普及啓発にあたり、関連学会との連携が取れていること。
〇「免疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略」において患者・市民参画を推進していること
を踏まえ、患者・市民参画の実施者(患者・家族支援等の関係団体等)を研究協力者と
して参画させる等の、患者・市民参画に関する具体的な取り組みが示されていること。
〇研究分担者又は研究協力者として、若手研究者・女性研究者を研究班に参画させるよう努め
ること。
169