【資料1-3】令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (230 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67012.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第146回 12/11)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
研究機関等におけるリスク評価に基づくバイオリスクマネジメント体制の確立のための体制
整備、環境整備に関する総合的な研究(26HA0401)
(2)目標
日本国内における感染症対策と、それに資する研究開発を推進するために、バイオリスクマ
ネジメント体制の確立が求められている。
本研究では、バイオリスクマネジメントの確立に資する情報を取りまとめる。特に、現在国
際的にも根絶に向けた活動が進められているポリオについては、ポリオウイルス基幹施設にお
ける体制や対策を取りまとめる。
(3)求められる成果
〇研究機関等におけるバイオリスクマネジメント体制について、特定病原体等の範囲の見直し
や弱毒株等の除外指定の基準、リスク評価の位置付けなど更新可能性を踏まえ科学的知見か
ら具体案を作成する。
〇現在取扱いの位置づけが明らかでない新たな技術を用いたものについて現状を把握し、リス
ク評価と対応について検討し提言する。
〇個別具体的に、弱毒生ワクチン株及び弱毒生ワクチンとしての承認に向けて開発中のワクチ
ン候補株(純粋な研究段階等は対象外)を用いた研究開発・臨床研究における、使用病原体
の「ヒトに対する病原性の評価」の基準につながる評価軸を作成する。
〇バイオリスクマネジメント体制の各要素やその条件など、海外事例等の把握を含め、国内で
の適用可能性について具体案をまとめ提言する。
〇「ポリオウイルスに対する緊急時対応計画」(令和7年4月厚生労働省健康・生活衛生局感
染症対策部感染症対策課)に係るポリオ関連事案の対応に関し、ポリオウイルス基幹施設や
自治体における緊急時対応の具体策の案を作成する。特に、ポリオウイルス基幹施設につい
てはリスク評価の実施など体制の確立や強化を含めるとともにポリオウイルス基幹施設と自
治体、地域との情報共有や理解の醸成を促すための連携の場の構築に関することも含める。
(4)研究費の規模等 ※
〇研 究 費 の 規 模: 1課題当たり年間 30,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
〇研 究 実 施 予 定 期 間 : 令和8年度~令和 10 年度
〇新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
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